【cosMo@暴走P】生きづらさを歌詞に込めて:作曲者別おすすめ曲5選

f:id:ornith:20141205143049p:plain

GUMIオリジナル曲 「ディストピア・ジパング」 ‐ ニコニコ動画:GINZA

 

やっはろー!

最近、ネット上の音楽を新規開拓する余裕がありません、けいろー(id:ornith)です。

 

アーティストの紹介記事をどのように書こうかと考えて、このような形式にすることに決めました。“作曲者別おすすめ曲5選”として、それぞれのクリエイターさんの作品からおすすめの楽曲を5つ紹介する形で。

 

クリエイターさん自身を紹介するのも良いのですが、そうするとむっちゃ長くなりそうなので、「とりあえず聴いてみてちょ!」という感じでお願いします。

 

というわけで今回は、cosMo@暴走P

 

ざっくり言えば、

  • VOCALOIDとSD-90を主に駆使し戦う、詞が書け絵も描け歌って多分踊れるDTM作家兼魔法少女(♂)*1
  • ボーカロイド黎明期から活動を続けているボカロP。
  • 代表曲:「初音ミクの消失」「ANTI THE∞HOLiC」「僕は空気が嫁ない」etc.
  • 最近は音ゲーへのインスト曲の提供も。ご結婚おめでとうございます。

 

作品数が多いので、あえて“「生きづらさ」に言及した曲”とテーマを設定しました。

それでは、個人的におすすめの5曲です。

 

 

ディストピア・ジパング

口を開けば 懐古する 賛美する
昔はよかったとまだ夢を見たがる

無責任にボクらより先に 死に逝く彼らの言葉に
一体どれほどの価値があるのだろうか

 

25歳前後の人たちの中には、歌詞から何かを思う人も少なくないのではないかしら。

自分が同世代ということもあるのかもしれないけれど、cosMoさんの曲には響くものが多い。

 

最終的に“前を向くことしかできない”という印象を受ける歌詞が生々しい。

 

 

R-25

善や悪ってこんなに曖昧だったけ
「もっとわかりやすい敌が 確かにいたはずなんだ!」

心の底 眠る感情 腐ってくのを見たくないよ!!
無常に進む時計の針

10年前のボクに 今のボクからは何を言ってやれるんだろう
無言でたたずみ 冴えない顔した ボクは擦り切れた大人

どこで無くしたのかわからない 映るものすべて楽しめたあの感覚を

 

単曲では投稿していないため、収録CDのデモより。つらい。

“25歳”の視点から見た世界の景色はどんなものだろう。

 

曲調の近い「R-18」は、“Route18(国道18号線)”の意味だったけれど、こっちの「R」は何なんでしょうね。

 

 

ゆるゆらり。

誰かの失敗をつつきながら ぴりぴり生きるのが
同じような他人の存在を世界に許し

誰かに失敗をつつかれ待ちで びくびく生きる自分が生まれて
そういうのは 可哀想だと思うんだ 主に自分が

めらめらと 憎悪や嫉妬は 人間らしくて 嫌いじゃない
くらくらと でもそういうのって 皆で疲弊して 誰得なの?

 

「ディストピア・ジパング」が社会における生きづらさに対するアンチテーゼを持っているとすれば、こちらはその中でも“人間関係”に焦点を当てた歌詞と言えるでしょうか。Cメロで響き渡る着信音にドキドキと。

 

“一体何事なんだろうね?”

 

 

空想庭園依存症

自分こそ 正しいと
もがけば もがくほど
醜みにくく滑稽こっけいになる とある少女(すとーりーてらー)

彼女の語るオハナシは もはや最後には
聞くに堪たえないものへと 堕おちてしまった

「楽しい物語も 悲しい物語も
  流行物(アクセサリー)に 
   すぎないと
    絶望  を 知るのだ!」

知ってた! 分かっていた!!

で も 
心 が 痛 い よ!!!

 

小説家、もしくはイラストレーター、あるいは作詞家、そして、作曲家。

 

暴走Pの作品の中でも「空想庭園」の単語が含まれる楽曲は、クリエイターの喜びや苦悩をストレートに表現した歌詞がその層に好まれているようです。つらい。

 

 

ラクガキスト

品性曲がった落書きをあーでもこーでも貼り付け組み立て
それでもいいよと開き直って ボクだけの世界をここに築く

言葉の激流に乗せた結果は最低極まる自慰行為
だけど それしかないよと開き直って ボクだけの世界選び取る

落書きばら撒き 理論と衝動激しく轟音ぶつかるところで
落書きだからと開き直って ボクだけの世界をここに築く

 

曲調も製作時期も全く異なるけれど、おそらく先ほどの作品に対するひとつの解なんじゃないかと思ってます。

 

その答えは、暴走P自身がコメント欄に書いている通り。

決して前向き・生産的とは言い切れないけれど、それでもいいじゃないか、と。

 

“たかが落書きさと開き直る”