3日間限定のWeb同人音楽即売会「APOLLO」が楽しみ!

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APOLLO - 3日間限定のWeb同人音楽即売会

 

やっはろー!

昨日、Amazonで注文していたバチ……もとい、ドラムスティックが届いて興奮中の僕です。けいろー(id:ornith)です。

 

ところで、「同人音楽」をご存知でしょうか?

 

「同人」という単語が示すように、販売形態としては「同人誌」と同様のものになります。年2回のコミックマーケットに代表されるような即売会で販売される、「自主制作」のオリジナル、あるいは二次創作の作品群。その「音楽」バージョンです。

 

最近ですと、初音ミクなどのいわゆる「ボーカロイド」を使用した楽曲の多くも、この同人音楽作品の範疇と言えるでしょう。

ニコニコ動画やYouTube、ネット上での活動からメジャーデビューするアーティストも今や珍しくありませんが、そんな彼ら彼女らも「同人」の出身と言って間違いありません。

 

2013年大晦日の紅白歌合戦に出場したLinked Horizon*1も、もともとはコミケなどで自作のCDを販売していた過去があります。

その一方、紅白常連の“ラスボス”こと小林幸子さんが、逆にコミケで自らCDを手渡しで販売したことも話題となりました*2。有名無名を問わず等しく作品を発表し、ファンと交流のできる「即売会」という場所が再評価されつつあるような流れを感じます。

 

さて。前置きが長くなりましたが、今回はそんな「同人音楽」を、あえて「ウェブ上で売ろう!」というイベントをご紹介します。今月末に開催予定!

 

 

「APOLLO」って、どんなイベント?

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APOLLO - 3日間限定のWeb同人音楽即売会

 

音楽関連で“アポロ”と言えば、ポルノグラフィティの名曲*3が自然と思い出される僕ですが、はてさて、これはいったいどういうイベントなのでしょう?

 

APOLLOは、M3 やコミケの音楽版を、ネット上で実現してしまおうというプロジェクトです。
ネット上で、リアルの同人音楽即売会のような臨場感を味わえる場を作り出すのは難しいかもしれません。 しかしながらWeb特性上、リアルの即売会に比べて、知らないアーティストの発掘(視聴)については圧倒的に容易です。
皆さんが新しいアーティスト・いままで触れなかったジャンルの音楽に容易に触れ、シーンが広がることを願って、APOLLOの開催を宣言します。

 

APOLLOとは?

 

一口に言ってしまえば、音楽の“ダウンロード販売”、CDの“通信販売”なのでしょうが、この説明文を読む限りでは、「ウェブ上にM3*4やコミケなどの即売会の空気感を創り出そう!」という意欲が伝わってきますね。

 

実際にM3などの即売会では、作品を買ったり、クリエイターとファンが交流したりするサークルスペースとは別に「CD試聴コーナー」を設けている場合もあります。

 

しかし、CDプレイヤーに出し入れするのは手間ですし、プレイヤーを持参しなければ、貸出用のものを待つために並ぶこともあります。リアルイベントゆえに、逆にたくさんの音楽を聴くことは難しいと言えなくもありません。

 

そこで、「ならばウェブ上でアーティストの発掘をしやすいようなページ、企画を立ち上げてしまおう!」という考えのもとに始まったのが、この「APOLLO」なのではないでしょうか。

 

もちろん、それが全てではないのでしょうが、これまでは即売会へ行くにも各サークルのサイトをチェックするような「予習」が必要だったことを考えると、これは非常に便利かつ魅力的なイベントだと思います。

 

 

デモページを覗いてみよう!

「APOLLO」の開催期間は、11月28日(金)〜31日(日)の3日間とのこと。

2週間後ということで、着々と準備が進められているようです。サークル一覧も確認できますね。

 

まだ各サークルの頒布作品はチェックできませんが、どのような形で視聴・購入をするのか、そのデモページが公開されています。

 

 

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デモページ(※アクセスすると楽曲の自動再生が始まるので注意!)

 

ページにアクセスすると作品一覧が表示され、順番にデモ音源が再生されていく形ですね。

 

再生中のCDジャケットは水色の枠で囲まれ、クリックすると詳細の確認が可能です。

 

 

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作品詳細画面のデモ①。サークルによって、DL版と物販を選べるようです。

 

 

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作品詳細画面のデモ②。作品コメントとトラックリスト、サイドバーではサークル情報が確認できます。

 

 

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作品詳細画面のデモ③。ユーザーのコメント欄でしょうか。即売会での「交流」の部分になりそうです。

 

 

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また、右下の操作パネルからは音源の長さも指定できます。

たくさんのサークルの作品を次々に聴きたいなら「15秒」で、じっくりと聴いて作品を選びたいのであれば「フル」で、といった使い分けができそうです。

 

この機能は、本イベントに協力している「同人音楽超まとめ」さんのシステムを踏襲した形になっています。

とても便利なサービスですので、ぜひ同人音楽の新規開拓にご利用ください。僕もお世話になっております!

 

 

どうやって買えばいいの?

本イベントは、日本(世界?)最大のイラストコミュニティとしておなじみの「pixiv」が主催するものです。

そのため作品の購入方法は、pixivが提供する「BOOTH」のシステムを利用したものとなっています。

 

 

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BOOTHは簡単に言えば、「自分だけのネットショップを作ってオリジナル作品を販売できるサービス」です。

 

pixivのお知らせ*5を参照してみると、“「APOLLO」はBOOTHのサブプロジェクト”として案内されており、イラストに限定されない「同人」の活動の場を広げたいという思惑を読み取れるようにも思います。

 

 

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お買い物ガイド

 

決済の手段も、クレジットカード支払い・銀行決済・コンビニ決済と各種対応しているようです。

 

手軽に聴けて、そのまますぐに購入できる、というのもネットならではですね。

 

 

同人音楽の世界へいらっしゃい!

ここ数年の間でニコニコ動画に親しむようになった人からすれば、ネット発の音楽と言えば、“ボーカロイド”や“歌ってみた”が代表的で身近なものだと思います。

 

ですが、「同人音楽」はそれよりももっと前から続いてきた文化圏でもあり、魅力的なアーティスト・クリエイターがまだまだ多く眠っていることも事実なのではないでしょうか。

 

事実、今やミリオン再生動画を乱発していたり、メジャーデビューしたりしているようなボカロP、歌い手の中には、もともと同人音楽界隈で活動していた人も少なくありません。

 

知らない人からすればニッチなジャンルかもしれないけれど、知ってみれば「あれもこれも、そうだったんだ!」と、意外な繋がりが見えてくる同人音楽の世界。

 

もしよかったら、この「APOLLO」をきっかけにその世界へと飛び込んでみてはいかがでしょう?

*1:アニメ『進撃の巨人』の主題歌「紅蓮の弓矢」でおなじみ、サウンドクリエイターのRevoさんが主催するユニット(Linked Horizon - Wikipedia

*2:小林幸子:ついにコミケデビュー “ラスボス降臨”に会場騒然 - MANTANWEB(まんたんウェブ)

*3:ポルノグラフィティ 『アポロ』("OPEN MUSIC CABINET"LIVE IN SAITAMA SUPER ARENA 2007") - YouTube

*4:「音楽」に特化した即売会。オールジャンルのコミックマーケットとは異なり、音楽作品、ドラマCD、評論など、「音楽」ジャンルに関する作品発表をしているサークルが一堂に会する(M3 - 音系・メディアミックス同人即売会

*5:[pixiv] お知らせ - Web同人音楽頒布イベント『APOLLO』を開催